この記事では採用担当者向けに新卒採用の面接で学生を見極める方法を解説します。

これから新卒採用を始める企業や選考フローに迷っている企業におすすめの内容となっております。

面接での質問集や意識するポイントも解説しますので、ぜひ最後まで見てみてください。

新卒採用における面接の種類

新卒採用における面接の種類は以下の2つがあります。

以下で詳しく解説していきます。

個別面接

個別面接は、学生1名に対して面接官1-2名で実施されることが多いです。

新卒採用において個別面接が主流と言えます。

面接の実施方法としては、オンラインと対面があります。

個人面接の時間としては、オンラインでも対面でも30-60分が多いです。

個人面接のメリットは以下の通りです。

  • 他の学生との同席がないため、時間をかけて学生を見ることができる
  • 他の学生との同席がないため、学生も周囲を気にせずは発言できる

個人面接のデメリットは以下の通りです。

  • 1人1人を見るので、時間がかかる
  • 他の学生との同席がないため、その場で比較することができない

上記踏まえて、「面接で学生のどの部分が見たいか」に着目して個人面接を実施することがおすすめです。

グループ面接

グループ面接は、学生2-5名に対して、面接官1-3名で実施されることが多いです。

新卒採用においてグループ面接は一次面接など、「多くの学生を絞り込みたい」といった際に実施されることが多いです。

面接の実施方法としては、オンラインと対面があります。

グループ面接の時間としては、オンラインでも対面でも60分前後が多いです。

グループ面接のメリットは以下の通りです。

  • 1度に多くの学生を選考することができる
  • 選考中に複数名の学生を見るため、比較することができる

グループ面接のデメリットは以下の通りです。

  • 比較することができるがゆえに、その場だけでの判断になりかねず、判断基準が難しい
  • 1人の学生に充てる時間が少なくなるため、少ない情報量で学生を判断しないといけない

上記踏まえて、グループ面接では同席する学生同士を比べてしまうことが多いので、客観的な判断基準をもって実施することがおすすめです。

新卒採用の面接の基本的な流れ

新卒採用の面接の基本的な流れは、以下の通りです。

以下で詳細を解説していきます。

学生への挨拶/面接官の自己紹介

面接の始めでは、学生への挨拶と面接官の自己紹介を行うことがおすすめです。

理由としては、面接官の自己紹介をすることで学生との距離感を縮めることができるからです。

自己紹介では、以下の項目を話すことがおすすめです。

  • 名前・部署・役職
  • 面接官のこれまでのキャリアや経験
  • 入社当時の志望動機

面接官の自己紹介次第で、学生が面接をやりやすくなりますし、逆質問の際に学生は質問をしやすくなるので、準備をして取り組みましょう。

アイスブレイク

学生との距離感を縮めるために自己紹介だけでなく、アイスブレイクもおすすめです。

アイスブレイクは、自己紹介の中でもできますが、面接官の特技や趣味など、面接官のプライベートな内容をアウトプットすることが多いです。

また、以下のような「はい・いいえ」で完結してしまうクローズド・クエスチョンではなく、自由な回答ができるオープン・クエスチョンをしましょう。

  • 朝食・昼食は何を食べられましたか。
  • 最近寒くなってきましたが、○○さんはどの季節が好きですか。

上記踏まえて、学生が面接で話しやすい環境を作ることがおすすめです。

学生の自己紹介/自己PR/学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)

面接で最初の学生ターンは、「学生の自己紹介と自己PR、学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)」を教えていただきます。

自己紹介や自己PR、学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は、発言に自由度が高いため、「1分程度で」など時間を指定して質問することをおすすめです。

学生に回答をお願いする流れは以下です。

  1. 自己紹介をお願いします
  2. 1分ほどで学生時代頑張ったことを教えてください
  3. 1分ほどで自己PRをしてください

上記踏まえて、学生のアピール内容で気になった点があれば、後から深掘りするようにしましょう。

エントリーシートの内容など、学生を知るための質問

学生を知るためにエントリーシートの内容を深堀していきます。

ここで面接官が知るべき内容は以下の通りです。

  • 学生のスキルや経験を見極める
  • 自己理解度を確認する
  • 仕事観を知るため
  • コミュニケーションスタイルを知るため

質問も事例としては以下です。

<スキルや経験にまつわる質問例>

  • 学生時代にもっとも注力したことはなんですか。
  • あなたの専攻/研究について教えてください。
  • これまでで最大の挫折経験について教えてください。
  • アルバイトや部活、サークルなどで、あなたはどんな役割を担いましたか。

<自己理解度や仕事観・コミュニケーションスタイルにまつわる質問例>

  • あなたの長所(強み)・短所(弱み)を教えてください。
  • 「あなたらしさ」がわかるエピソードを教えてください。
  • 友達や周囲の人からどのような人だと言われますか。
  • 就活の軸を教えてください。

ここで重要なのは、学生が事前に提出してくれたエントリーシートを事前に読み込み、注目したいポイントをまとめておくことです。

エントリーシートに記載されたエピソードに基づいて、より具体的なエピソードや背景を探る質問をしましょう。

また、学生が用意したエントリーシート内のエピソード以外でまだ伝えられていないエピソードも確認することで漏れなく学生を知ることができます。

学生の企業への志望度・理解度を測る質問

学生の人物像か把握できたら、「志望動機」「入社後に実現したいこと」などの質問を通して、企業の志望度・理解度を測ります。

質問事例は以下の通りです。

  • 当社の志望理由を教えてください。
  • なぜ志望職種を選んだのか教えてください。
  • 入社後に実現したいことは何ですか。
  • 競合他社と比べて当社の魅力を教えてください。

上記の質問では、会社説明会や採用サイトでの企業情報を正しく理解しているかの確認をしましょう。

学生の企業への志望度・理解度を測る質問では、自社の特徴と学生の人物像が合致しているのか、学生は自己認知できているのか、を確認することが重要です。

学生からの逆質問

面接官側から学生への質問が終わったら、「逆質問はありますか?」「入社前に知っておきたいことはありますか?」「面接官に聞きたいことはありますか?」などの形で、学生からの質問を受け付けましょう。

逆質問の内容から、学生の企業の理解度やコミュニケーション能力などを見極めることができます。

逆質問は学生からの疑問があれば時間が許す限り受けつけ、丁寧に答えましょう。

学生の疑問や不安を逆質問で解消することで、志望度向上や内定辞退の予防に繋がります。

事務連絡

最後に「本日は弊社の選考にご参加いただき、ありがとうございました」というような謝意を伝えて面接を締めくくり、事務連絡を行います。

事務連絡では、選考結果の連絡方法やいつまでに連絡するかについて、なるべく具体的に伝えることがおすすめです。

新卒採用ではほとんどの場合、学生は複数の企業選考を並行して受けています。

今後の予定がわからないと、他社の選考に影響が出てしまい、途中辞退のリスクを高めてしまいます。

合否連絡は、基本的には1週間以内に結果を通知するようにしましょう。

新卒採用における面接前の事前準備

新卒採用における面接前の事前準備としては、以下があります。

以下で詳細を解説していきます。

確認ポイントを明確にする

面接前の事前準備として、面接官は学生から提出された履歴書やエントリーシート、これまでの選考情報に目を通し、「詳しく質問してみたい点」「気になる点」など、今後の面接で確認しておきたいことを準備しておくことがあげられます。

また、選考フェーズによっては評価基準を確認することで面接官の判断基準がぶれないようにできるため、評価基準を再確認することもおすすめです。

時間配分を決める

面接前の事前準備として、時間配分を決めることがあげられます。

仮に面接時間が60分だとして、挨拶・自己紹介などの「導入」、学生からの「質問」、合否連絡や今後のスケジュールなどの「連絡事項」の時間を設けると、面接官から学生に質問する時間は少なくなります。

特に複数の学生をまとめて面接する「グループ面接」では、1人あたりにかけられる時間が少なくなるため、より時間配分を決めることが必要です。

上記踏まえて、面接での確認ポイントを面接官と共有しつつ、質問の優先順位や順番を決めておきましょう。

面接環境を確認する

面接前の事前準備として、面接環境を確認することがあげられます。

面接環境の確認事項としては、以下の通りです。

  • 隣の部屋、廊下から声が聞こえてくることはないか
  • WEBの接続は上手くいっているか
  • 選考段階に応じた面接場所を設定しているか
  • 部屋の中は清潔か、余計な資料などは置いていないか

上記踏まえて「学生からどう見られるか」を意識して面接環境の確認をすることがおすすめです。

身だしなみや面接態度を再確認する

面接前の事前準備として、身だしなみや面接態度を再確認することがあげられます。

面接官の印象で学生の企業への志望度が左右するといっても過言ではありません。

以下のような最低限の身だしなみや面接態度を再確認して、マイナスな印象を学生に感じ取られないように意識して面接に臨みましょう。

身だしなみ

  • 清潔感
  • 服装
  • 香り
  • 髪型

面接態度

  • 挨拶や感謝を伝える
  • 表情の明るさや目線
  • 声のトーン
  • 言葉遣い
  • 話を被せる
  • 高圧的な話し方

新卒採用の面接で使える質問集

新卒採用の面接で使える質問集は、以下があります。

各質問に関して、重要性と質問事例を解説していきます。

学生とのアイスブレイクをするための質問

学生とのアイスブレイクをするための質問は、初対面の学生と面接を進めていく上で、急に質問をすると学生も混乱してしまうため、緊張する場を和ませるための質問です。

アイスブレイクをするための質問事例は以下です。

  • 朝ご飯or昼ご飯は食べましたか。
  • 迷わず来ることができましたか。
  • 最近寒くなってきましたが、風邪が流行ったりしてますか。
  • 緊張してますか。

自由に回答できる「オープンクエスチョン」とYES・NOで簡単に答えることができる「クローズドクエスチョン」を用いることがおすすめです。

学生のスキルや経験を見極めるための質問

学生のスキルや経験を見極めるの質問は、エントリーシートや履歴書等の書類に書かれている内容から決めることがおすすめです。

エントリーシートは面接の前に読み込み、より深堀したい内容を決めておくようにしましょう。

具体的な質問事例は以下の通りです。

    <ガクチカを深掘る質問>

  1. 学生時代に最も力を入れて取り組んだことは何ですか。(ガクチカ)
  2. なぜその活動に取り組もうと思ったのですか。
  3. その取り組みの中で、最も困難だったことは何ですか。また、それをどのように乗り越えましたか。
  4. その活動の目標はどのように設定しましたか。
  5. 目標を達成するために、ご自身で工夫した点があれば教えてください。
  6. その経験における、あなた自身の最大の成功体験は何でしたか。
  7. 逆に、最も大きな失敗や反省点は何ですか。
  8. その経験を通じて何を学び、どのような成長がありましたか。

<その他の質問>

  • エントリーシートで○○な経験について記載がありますが、具体的には、どんな環境で、どんな仕事をしていたのか教えてください。
  • サークルのリーダーを務められていたとのことですが、具体的な役割とやり遂げたことを教えてください。また、他に経験があれば教えてください。
  • 学校では、どのような研究・勉強をされていましたか?またこれからも研究や勉強をしていきたいことを教えてください。
  • アルバイトや学業・趣味等の中で、得た経験や学びで仕事に活かせることを教えてください。

また面接時にはエントリーシートや履歴書等の書類に記載のない項目を確認することで、学生の長所やスキルを再確認することができます。

エントリーシートや履歴書に記載のある項目は、学生側でも事前に回答の準備ができますので、エントリーシートや履歴書等の書類にない項目に関しても深堀することを意識しましょう。

学生の自己理解度を確認するための質問

学生の自己理解度を確認するための質問は、学生がどれだけ自分のことを客観的に把握しているかを確認する質問です。

学生の強みや弱みの自己理解は、職種への適合性や配属先、今後キャリアを考える際の土台になるため、企業としても把握するべき重要な要素です。

ただ、学生自身がまだ自分の強みや弱みに気づいていないケースもあります。

そういった場合は、面接の中で、言語化してあげることがおすすめで、自己分析が不十分だと原点にするのではなく、選考の中で学生を育てることがおすすめです。

上記踏まえて、学生の自己理解度を確認するための質問の事例は以下の通りです。

  • あなたの強みは何ですか?その強みがどのようにして生まれたのか、具体的なエピソードを教えてください。
  • 自分の弱点は何だと思いますか?それを乗り越えた経験があれば教えてください。
  • あなたの○○力について、メンバーからはどのように評価されていたと感じますか。
  • これまでに経験した最大の失敗は何ですか?その失敗からどのような教訓を得ましたか。

学生の志望動機・入社意欲を確認するための質問

学生の志望動機・入社意欲を確認するための質問は「学生が企業の文化やミッション・ビジョン・バリュー、仕事内容にどれだけ理解や関心があるか」「企業と学生がどれだけマッチしているか」を確認するための質問です。

志望動機・入社意欲を確認するための質問は以下があります。

  • 当社を選んだ理由は何ですか。
  • 当社のどの部分や価値観に魅力を感じましたか。
  • 当社の企業文化や価値観についてどのように感じていますか?あなたの価値観や働き方と合致する点を教えてください。
  • 当社で働くことが、あなたの人生をどのようなものにすると思いますか。
  • 希望されている職種が自分の適性とマッチしているとお考えになった理由を教えてください。
  • 入社後に実現したいこと、ビジョンなどがあれば教えてください。

上記のような現在の志望動機を聞きつつ、「学生が中長期的にキャリアや人生をどれだけ企業と紐づけているのか」も確認することがおすすめです。
深堀をする質問は以下があります。

  • 当社を選ぶ際に、どのような情報収集やリサーチを行いましたか。
  • 当社を選ぶうえで、あなたを後押しした出来事や経験はありますか。
  • 貴方の志望動機であれば○○業界(他の業界)も該当すると思うのですが、なぜ○○業界(志望業界)を志望しているのか教えてください。

深堀をすることで「学生が企業と学生自身の特徴をどれだけすり合わせできているか」を確認することができます。

ここまで踏まえて、学生の今の志望動機を聞くことも大事ですが、「将来的に活躍する欲しい人材なのか」を判断することも大事ですので、しっかり深堀をする準備して質問をしましょう。

学生のコミュニケーション能力が高いかを見極めるための質問

学生のコミュニケーション能力が高いかを見極めるための質問は、社内外で働く際に円滑にコミュニケーションが取れるか判断する質問です。

どんな業界・企業・職種であっても、仕事を円滑に進めるためにコミュニケーション能力は必須です。

コミュニケーション能力は、話す力・聞く力・プレゼンテーション能力・空気を読む力など、様々です。

なので、自社の仕事内容や社風で、どんなコミュニケーション能力が重宝されるかを明確にし、その有無を判別できるような質問を用意しましょう。

学生のコミュニケーション能力が高いか見極めるための質問は以下があります。

  • 特技/趣味について教えてください。
  • 最近気になるニュースについて、その理由と一緒に教えてください。
  • 人に何かを伝える時に、重視すべきことはなんだと思いますか。
  • 友人と喧嘩してしまった時、あなたはどうやって仲直りしますか。
  • 自由にプレゼンテーションしてください。

学生のコミュニケーションスタイルを見るための質問

学生のコミュニケーションスタイルを見るための質問は、面接慣れをしている学生の日常的なコミュニケーションを知るための質問です。

学生の自然なコミュニケーションを把握するには、具体的なエピソードや日常的なやり取りをイメージできるような質問を心掛けましょう。

そのために面接官も自己開示を心掛けるとスムーズに進むことが多いです。

学生のコミュニケーションスタイルを見るための質問は以下があります。

  • 大学入学やアルバイトの初日など、初対面の人が集まる場面ではどのように振る舞うことが多いですか。
  • チーム内で意見が対立した経験がありますか?その際、どのように対応しましたか。
  • あなたがリーダーシップを発揮した経験を教えてください。
  • 困難な状況に直面した際に、どのように周囲と協力して解決に導きましたか?具体的なエピソードを教えてください。

学生が意欲的であるかを見極めるための質問

学生が意欲的であるかを見極めるための質問は、学生が入社後に意欲的に働いてくれるか確認するための質問です。

新入社員は多数の仕事を覚える必要があり、仕事に対する意欲がない学生を採用してしまうと、学生にも良いことはないですし、仕事を教える側の企業にも良いことはありません。

なので、学生の志望動機や入社意欲とは別に物事に対して意欲的に行動できるのかを確認することも重要です。

学生が意欲的であるかを見極めるための質問は以下があります。

  • あなたは当社でどのような活躍ができると思いますか。
  • あなたの強みと、それを当社でどのように発揮できると思うかについて教えてください。
  • 仕事を通して達成したいことは何ですか。
  • 自ら考え、主体的に動いた経験について教えてください。
  • 自分の力を伸ばすために、懸命に取り組んだことがあれば教えてください。

学生が真面目、または誠実な人柄であるかを見極めるための質問

学生が真面目、または誠実な人柄であるかを見極めるための質問は、今後社内外で信頼関係を築く上で重要です。

不真面目・不誠実な人材を採用してしまうと、サボりや遅刻などによって業務の生産性が下がってしまうだけでなく、会社の信用問題にもかかわる大きなトラブルに発展してしまう可能性があります。

真面目さ・誠実さを見抜くためには、挫折経験や短所など、「本当は答えたくない」であろうことを質問するのが効果的です。

なぜなら自分をよく見せるために嘘をつかず、その事実に向き合えることこそ、誠実さの証明と言えるからです。

学生が真面目、または誠実な人柄であるかを見極めるための質問は以下があります。

  • 学生時代の挫折経験について教えてください。
  • あなたの苦手なことは何ですか。
  • あなたの短所と、それをどのように克服しようとしているかについて教えてください。
  • 入社後に苦労しそうだと思う内容について教えてください。

学生が明るい性格であるかを見極めるための質問

学生が明るい性格であるかを見極めるための質問は、今後の配属先の部署や上司を決める際に重要です。

学生が明るい性格であるかを見極めるための質問は以下があります。

  • ここ最近で、一番嬉しかったことを教えてください。
  • ポジティブ思考とネガティブ思考だと、どちらの思考に近いですか。
  • 落ち込んだ時、どのように立ち直りますか。

学生が素直であるかを見極めるための質問

学生が素直であるかを見極めるための質問は「どのように他者の力を頼れるか」「これまでと異なる環境や自身と違う価値観を持つ人間に対してどう反応したか」を確認することが重要です。

学生が素直であるかを見極めるための質問は以下があります。

  • 自分だけでは困難な課題を、他者の力を借りて解決した経験があれば教えてください。
  • あなたを成長させた他人からのアドバイスがあれば教えてください。
  • 自分と全く異なる意見を持つ他者に対して、あなたはどのように反応しますか。
  • 過去の失敗を活かして成功した経験があれば教えてください。

学生にチャレンジ精神があるかを見極めるための質問

学生にチャレンジ精神があるかを見極めるための質問は「逆境にも躊躇わずに向かっていける力」「日々の仕事に向き合っていける向上心」を確認するための質問です。

チャレンジ精神があるかを見極めるための質問は、以下があります。

  • 人生最大の挑戦は何ですか。
  • もっとも成長したと感じた出来事について教えてください。
  • 当社で挑戦したいことについて教えてください。

学生に協調性があるかを見極めるための質問

学生が協調性があるかを見極めるための質問は「人と協力して仕事を進められるか」「チームワークに向いている人材がどうか」を確認するための質問です。

協調性があるかどうかは、チームで活動した経験と、そこでの役割について質問するのがおすすめです。

また、グループディスカッションなどを実施し、そこでの行動や発言を見るとより判断しやすくなります。

学生に協調性があるかを見極めるための質問は、以下があります。

  • チームで何かを達成した経験について教えてください。
  • チームにおけるあなたの役割は何ですか。
  • チームで成果を上げるためには、どんなことが重要だと思いますか。
  • リーダーに向いているのはどんな人だと思いますか。

学生にストレス耐性・忍耐力があるかを見極めるための質問

学生にストレス耐性・忍耐力があるかを見極めるための質問は「その人物がどのような時にストレスを感じるのか」「ストレスを感じている状況下ではどう動くのか」を確認するための質問です。

学生にストレス耐性・忍耐力があるかを見極めるための質問は、以下があります。

  • 逆境を乗り越えた経験について詳しく教えてください。
  • どんな時にストレスを感じますか? また、どのように発散しますか。
  • これまでを振り返って、自分が最もストレスを感じるのはどのような環境に置かれたときだったと感じますか。
  • 長年、継続的に取り組んでいる活動はありますか。
  • 努力して何かを成し遂げた経験について教えてください。

学生の企業や業界への理解度確認をするための質問

学生の企業や業界への理解度確認をするための質問は「企業について理解しようとする姿勢」「入社前と入社後のギャップがあるかどうか」を確認するための質問です。

学生の企業や業界への理解度確認をするための質問は、以下があります。

  • この業界に興味を持った理由を教えてください。
  • 〇〇業界を中心に受けているとのことですが、〇〇業界全体について、あなたが感じる課題はありますか。
  • 競合他社と比べて自社の差別化ポイントはどこだと思いますか。

学生の仕事観を知るための質問

学生の仕事観を知るための質問は「どのような価値観を持っているか」「なぜそのような価値観を持つに至ったかといった経験やきっかけ」を確認するための質問です。

補足になりますが、仕事観とは仕事に対してどのように向き合いたいかという価値観のことです。

学生の仕事観を知るための質問は、以下があります。

  • あなたの就活軸を教えてください。
  • 仕事をする上で、どのようなことが大切ですか。またそのように考えるようになったきっかけは何ですか。
  • 会社は組織で動くことになりますが、チームで働くことについてどう考えていますか。良いチームワークを築くために心掛けていることがあれば教えてください。
  • 理想とする職場環境について教えてください。その環境があなたの仕事のパフォーマンスにどう影響を与えると考えていますか。
  • インターンシップに参加して実際に社員との会話を通じて、何かご自身の仕事観に影響はありましたか。

学生が組織の中でどう立ち回るのかについての質問

学生が組織の中でどう立ち回るのかについての質問は「組織=チームのなかでどのような役割を担ってきたのか」「どのような役回りを好むか」を確認するための質問です。

学生が組織の中でどう立ち回るのかについての質問は、以下があります。

  • 今まで所属した一番大きなチームや組織はどのようなものでしたか。また、そのなかでどのような役割を担ってきましたか。
  • 中学や高校ではどのような活動をしてきましたか。部活や委員会、ボランティア活動や習い事など、なんでも結構ですので教えてください。
  • もしあなたがプロジェクトリーダーに抜擢され、5人のメンバーを集めることになったら、どのようなメンバーを集めますか。その理由を教えてください。
  • 後輩を育てる経験をしたことがありますか。どんな学びがありましたか。
  • チーム内で意見が対立したとき、どのように対処しますか。具体的な経験を教えてください。
  • 会社ではさまざまな人と協力して仕事を進めますが、異なる背景や視点を持つメンバーとどのような心構えが必要だと思いますか。

面接官・採用担当者が避けるべきNGな質問事項

面接官・採用担当者が避けるべきNGな質問事項は、以下の通りです。

以下で詳細を解説していきます。

本人に責任のない事項

本人に責任のない事項は以下になります。

    <本籍・出生地に関する質問>

  • ご出身はどちらですか。
  • 生まれてからずっと現在のご住所にお住まいなんですか。
  • アメリカ国籍となっていますが、アメリカのどこで生まれたんですか。
  • <家族に関する質問>

  • ご両親の職業は何ですか。
  • お父様はあなたにとってどんな人ですか。
  • お祖母様は何歳でいらっしゃるんですか。
  • <住宅状況に関する質問>

  • 今、ご実家に住まれているんですね。
  • 家賃はどのくらいですか。
  • いつから一人暮らしをしていますか。
  • <生活環境・家庭環境などに関する質問>

  • 最寄駅はどちらですか。
  • どのような家庭で育ちましたか。
  • 現住所付近の略図を書いてください。

本来自由であるべき事項(思想信条にかかわること)

本来自由であるべき事項(思想信条にかかわること)は、以下になります。

    <宗教に関する質問>

  • あなたが信仰している宗教は何ですか。
  • 神や仏を信じていますか。
  • 初詣はどの神社に行きましたか。
  • <支持政党に関する質問>

  • 先日の選挙には行きましたか。
  • 現在の政治についてどう思いますか。
  • 憲法改正についてのあなたの意見を教えてください。
  • <学生運動など社会運動に関する質問>

  • 学生運動に参加したことはありますか。
  • デモについてどう思いますか。
  • <人生観、生活信条に関する質問>

  • 将来、どんな人になりたいですか。
  • あなたは自分の生き方についてどう考えていますか。
  • どんな人生を送ることが幸せだと思いますか。
  • <尊敬する人物に関する質問>

  • あなたが尊敬する人物について教えてください。
  • <思想に関する質問>

  • あなたの信条とする言葉は何ですか。
  • あなたは今の社会についてどんなイメージを持っていますか。
  • <購読新聞・雑誌・愛読書などに関する質問>

  • もっとも好きな本を教えてください。
  • 何新聞を読んでいますか。

このほか、男女雇用機会均等法に反する採用につながるおそれがあるとして、以下のような「女性に限定しての質問」も控えるべきであるという通達がなされています。

しかしながら、いずれも候補者のプライベートにかかわる質問であり、不快に思われる可能性が高いため、男女どちらに対しても避けたほうが良いでしょう。

  • 結婚・出産後も働き続けられますか。
  • お付き合いしている人はいますか。
  • 結婚の予定はありますか。
  • 何歳まで働く予定ですか。

新卒採用の面接で意識するポイント

新卒採用の面接で意識するポイントは以下の通りです。

以下で詳細を解説していきます。

自社が求める人材を明確にしたうえで質問を行う

新卒採用の面接で意識するポイントとして、自社が求める人材を明確にしたうえで質問を行うことがあげられます。

求める人材が明確ではないままでは、学生を見極めるための質問に落とし込むことができません。

企業としてどんな人物が欲しいのかを明確にし、選考に関わる全ての社員に伝えるようにしましょう。

学生が話しやすい雰囲気作りをする

新卒採用の面接で意識するポイントとして、学生が話しやすい雰囲気作りをすることがあげられます。

緊張でいつものように話せないという学生は少なくないです。

学生の素の状態を知るために、候補者がなるべくリラックスして面接を受けられるようにしましょう。

そのためには、面接時でアイスブレイクの時間を設けるのが効果的です。

また、相手の目を見て話を聞く、相槌を打つ、なるべく笑顔でいることによって、話しやすい雰囲気を作りをすることを心がけましょう。

高圧的な態度をとるのは避けるべきです。

高圧的な態度をとることで、候補者の本音を引き出せないどころか、企業の印象が悪くなり、応募者が減ってしまうような事態になりかねません。

できれば、事前に面接のロールプレイングを行うことがおすすめです。

面接官同士で対応をチェックし合うことで、自分では気づけなかった改善点を指摘してもらえます。

候補者と向き合う姿勢・態度や清潔感

新卒採用の面接で意識するポイントとして、候補者と向き合う姿勢・態度や清潔感を確認することがあげられます。

学生の回答を評価することばかりに集中してしまうと、回答内容以外から得られる情報を見落としてしまう可能性があるため、注意が必要です。

以下の要素からも学生の人となりを見極めることが可能です。

  • 服装/髪型/メイク等の身だしなみ
  • 爪や髭のお手入れ
  • 敬語や挨拶といったマナー
  • 声のボリューム、強弱
  • 目線
  • 姿勢
  • 表情
  • しぐさ
  • 部屋の様子(オンライン面接時)

質問方法のマニュアルを用意する

新卒採用面接におけるマニュアルは、面接全体の質を高める上で重要なツールです。

特に、複数の面接官が担当する場合、候補者を統一された基準で公平に評価するためには、マニュアルの存在が大きなポイントとなります。

マニュアルを用意するメリットは、以下の通りです。

  1. 統一された基準による評価
  2. 面接のレベルアップと標準化
  3. 会社のブランド価値を守り育てる

1に関して、複数の面接官がいる場合、経験や価値観により評価基準にばらつきが生じやすい傾向があります。

これは候補者にとって不公平であり、採用の質低下にも繋がります。

マニュアルを整備すれば、面接官が共通の視点で評価できるようになり、主観的な判断を抑えることが可能です。

公平かつ質の高い採用のためにマニュアルは有効です。

2に関して、統一された一貫性のある面接プロセスは、質の高い対話を生み出し、候補者の安心感に繋がります。

候補者は能力や可能性を最大限に発揮し、自然な姿を表現できます。

また、面接官も共通手順で対応できるため、予期せぬ事態にも落ち着いて対処可能です。

両者にとってメリットが大きく、面接全体の質を高める上で大切です。

3に関して、面接官の態度・言動は企業の印象を大きく左右し、学生間の評判にも影響します。

マニュアルがあれば、全ての候補者へ一貫して質の高い面接体験を提供でき、これは現在の採用だけでなく、将来的な人材獲得にも良い影響をもたらします。

適切に設計された面接マニュアルは、企業の持続的な成長を支える重要なツールと言えます。

質問の意図・聞き方を面接官に共有する

新卒採用の面接で意識するポイントとして、質問の意図・聞き方を面接官に共有することがあげられます。

質問の意図・聞き方を面接官に共有するのも重要です。

各質問がなぜ重要であるのか、その背景や目的を明確に説明します。

面接官が質問の意図を理解していると、全ての学生に対して一貫した評価を行えるようになります。

質問の意図を共有すると、面接官が学生の回答に対してどのように深掘りを行うべきかを理解できるため、より有益な情報を引き出しやすくなるのも重要なポイントです。

同じ意図で異なる聞き方や表現を使って、学生の異なる側面を引き出す方法も共有します。

1つの質問を深掘りする

新卒採用の面接で意識するポイントとして、1つの質問力を深堀りすることがあげられます。

異なる質問をたくさん行うよりも、1つの質問を深掘りしていくほうが、候補者の本当の性格や考え方を理解しやすいです。

特に「自己PR」「学生時代に力を入れたこと」「志望動機」などの重要な質問は、候補者の回答に対して、さらに2.3回程度深掘りできる質問を行うと良いでしょう。

質問を深掘りする際は、STAR法を用いることをおすすめします。

STAR法とは、以下の4つの要素を指します。

  1. Situation(状況):どのような状況だったか。
  2. Task(課題):課題・目標は何だったか。
  3. Action(行動):どう行動したか? どんな役割を担ったか。
  4. Result(結果):どのような結果になった? どんな成果を得たか。

これらに加えて、「なぜそうしようと思ったか」「どう感じたか」などの感情について聞いてみることでも、候補者の人となりを理解しやすくなるでしょう。

学生からの質問にも適切に回答する

新卒採用の面接で意識するポイントとして、学生からの質問にも適切に回答することがあげられます。

学生が面接にあたって事前に準備することのひとつに「逆質問」があります。

昔から面接の結びの決まり文句として、面接官が学生に対して「何か質問はありますか?」と尋ねるのは、あくまでも学生の企業理解を深めるための「親切心」でよく使われてきましたが、最近では何を聞くかが学生自身の理解度や熱意に対する評価に影響すると考えるケースも少なくありません。

このときに気をつけるべきことは、面接官から質問を促したにも関わらず、学生からの質問に対して「それはちょっと違う部署なのでわからないですね」「それはHPを見てください」と返すなど、質問にその場で答えないことです。

もしもその場で答えられない質問の場合「後からメールで回答しますね」「少し調べますのでお待ちいただけますか」など、真摯に対応しましょう。

面接内容を振り返りつつ質問内容を調整する

新卒採用の面接で意識するポイントとして、面接内容を振り返りつつ質問内容を調整することがあげられます。

採用面接を振り返りつつ、質問内容を調整するのも重要なポイントです。

面接を通じて得られた情報やフィードバックを参照し、必要に応じて改善を行うことで、より精度の高い情報収集と評価ができるようになります。

例えば、過去の面接で使用した質問が、求める情報を効果的に引き出せていたかどうかを確認します。

採用された人材が実際に期待通りのパフォーマンスを発揮しているかどうかもあわせて、質問自体を総合的に評価しましょう。

質問が目的に沿った情報を得られなかった場合や新しいニーズが出てきたような場合は、質問内容を調整、もしくは新しい質問を追加します。

面接官自身のオリジナルな意見も伝える

新卒採用の面接で意識するポイントとして、面接官自身のオリジナルな意見も伝えることがあげられます。

単なる事務的な説明に終始せず、面接官自身の考えや仕事への思いなどを率直に伝えましょう。

そうすることで、学生は面接官に心を開きやすくなり、親近感を抱きやすくなります。

面接官に対して親近感を抱いた学生は、その面接官が属する会社にも、良いイメージを持ってくれる可能性が高まります。

不合格だと判断しても態度を変えない

新卒採用の面接で意識するポイントとして、不合格だと判断しても態度を変えないことがあげられます。

面接のその場で合否を判断できた場合、相手にそれが伝わるような言動・態度の変化がないように細心の注意を払いましょう。

特に気をつけたいのが集団面接の場合です。あからさまに学生によってコミュニケーションの時間や頻度に差が出ないように配慮してください。

多くの場合、不合格となった学生だけでなく、合格の学生にとっても印象が悪くなる可能性があります。

また、面接の途中で話し方が急にフランクになる、いきなり姿勢を崩す、スマホを見る、興味が失せたように反応が少なくなるといった点にも注意が必要です。

あらかじめ面接時間を告知している場合、その面接時間を大幅に過ぎることも、極端に早く切り上げることも避けましょう。

オンライン面接の場合はネットワーク環境や効果的なアイコンタクト

近年、面接の種類に関わらずオンラインでの面接を実施する企業はとても増えました。

万が一ネットワーク環境トラブルが発生した場合の連絡手段を学生に伝えておくこと、それ以降の面接をどのように進めるかを社内で想定しておくことが必要です。

面接官側も周囲の声が入らない場所、背景に社外秘の資料等が移りこまない場所で行うこと、外部のカフェなどで対応しないことなど、最低限の環境を整えましょう。

また、オンライン面接で話す際は、Webカメラのレンズに視線を向けましょう。

相手は画面を通してあなたの表情を見ています。

レンズに視線を向けることで、画面越しでも目が合っているような印象を与え、親近感や信頼感につながります。

虚偽の回答を見抜けるようにする

新卒採用の面接で意識するポイントとして、虚偽の回答を見抜けるようにすることがあげられます。

企業に評価してもらうために、本心や実際の経験とは異なる虚偽の回答をする学生も、残念ながら存在します。

これを信じて評価してしまうと、ミスマッチな採用につながってしまうため、虚偽の回答を見抜く必要があります。

候補者の回答が事実・本音であることを見極めるには、以下の手法を取ると良いでしょう。

  • 少し時間を置いてから、同じ質問を言い換えて発言の整合性を確認する
  • 疑わしい点があれば、追加の説明やエピソードを求める
  • 目が合わなくなったり、過剰にそわそわしていないかよく見る
  • 声が小さくなったり、急にトーンが変わったりしないかチェックする

多くの人は嘘を考える時、目線を右上に逸らしやすくなります。

また罪悪感を覚えていると、床に目線を落とす頻度が増します。

また、本心とは異なることを言う場合、声のボリュームが小さくなり、ストレスによって声帯が締め付けられるため声のトーンが上がりやすくなると言われています。

もちろん、これらの仕草をしている=嘘をついているとは限りませんが、「おや?」と思う点があれば、再度質問したり深掘りすることで、虚偽の回答をしている学生をに破りやすくなるでしょう。

面接官・採用担当者に必要なコミュニケーションスキル

候補者の本音やポテンシャルを引き出すためには、面接官自身のコミュニケーションスキルが不可欠です。

面接は「尋問」の場ではなく「対話」の場です。面接官が安心できる雰囲気を作り、候補者がリラックスして自分らしさを発揮できるよう、意識的にコミュニケーションを取る必要があります。

面接官・採用担当者に必要なコミュニケーションスキルとして、以下があります。

以下で詳細を解説していきます。

聞き手の基本姿勢

優れた面接官は、話すことよりも「聞く」ことに長けています。

相手の話に真摯に耳を傾け、適切なタイミングで相槌を打つ、アイコンタクトを取るといった基本的な傾聴姿勢が、候補者に安心感を与えます。

また、候補者が考え込んでいる時に「沈黙」を恐れず待つことも重要です。

焦って次の質問を投げかけるのではなく、相手の思考を尊重する姿勢が、深い対話を生み出します。

話しやすい雰囲気づくり

候補者がリラックスして話せるかどうかは、面接官の振る舞いにかかっています。

面接官自身が最初に簡単な自己開示をしたり、意識して笑顔で接したり、ゆっくりと落ち着いたトーンで話したりするだけで、場の空気は大きく和らぎます。

高圧的な態度は候補者を萎縮させ、本来の力を発揮できなくさせてしまいます。

常に対等な立場で対話するという意識を持ちましょう。

質問力

優れた面接官は、学生のことを深堀するために質問力に長けています。

質問力に関しては、以下のようなオープンクエスチョンとクローズドクエスチョンがおすすめです。

<オープンクエスチョン>
相手に自由な回答を促し、深い情報を得るのに適した質問
例:このクライアントさんの課題を解決するためには、どんな提案が刺さると思う?
<クローズドクエスチョン>
具体的な情報の確認や、Yes/Noで答えられる回答を得るための質問
例:このクライアントさんには、いつまでに提案書を提出する必要あるんだっけ?

また、「5W1H(誰が、いつ、どこで、なぜ、何を、どうやって)」を使うこともおすすめです。

<5W1H(誰が、いつ、どこで、なぜ、何を、どうやって)の事例>

  • 「誰と(Who)」担当しているのか
  • 「いつ(When)」から始まったのか
  • 「どこで(Where)」行っているのか
  • 「なぜ(Why)」そのプロジェクトが立ち上がったのか
  • 「何を(What)」具体的に担当しているのか
  • 「どうやって(How)」進めているのか

面接官・採用担当者が気をつけるべき言動

面接官・採用担当者が気をつけるべき言動は、以下の通りです。

以下で詳細を解説していきます。

法令遵守に関わる質問の注意点

面接において、候補者のプライバシーに不当に立ち入る質問や、差別的な発言は厳に慎む必要があります。

これは、厚生労働省の「公正な採用選考の基本」でも示されています。

例えば、家族構成や結婚の予定、出身地など、応募者の適性・能力に関係ない事柄や、先入観につながる可能性のある質問は、法的な問題となるリスクがあります。

たとえ何気ない会話の中であっても、こうした不適切な質問は決して行ってはいけません。

面接官は、あくまで応募者の職務遂行能力や適性を見極めることに集中し、個人のプライベートな領域に不当に踏み込むことは厳に避ける必要があります。

圧迫的な態度が招く悪影響

圧迫的な態度や威圧的な質問は、候補者の本来の能力やポテンシャルを引き出す妨げになるだけでなく、企業のイメージを著しく損なうことに繋がります。

面接の目的は、候補者が持つ素質や可能性を適切に見極めることです。

威圧的な態度によって候補者を萎縮させてしまうことは、その目的から外れた本末転倒な行為と言えます。

むしろ、候補者がリラックスし、自然体で応答できるような雰囲気や環境を積極的に整えることが肝となります。

そのため、面接官自身が落ち着いて余裕を持って臨み、候補者が話しやすいよう穏やかな口調で質問を投げかけることを心がけましょう。

主観的な評価を失くし、客観的かつ多様な視点でフェアに評価をする

個人的な印象や、特定の属性に基づく先入観による評価は、選考の公平性を著しく損なうリスクがあります。

特に、出身校や外見など、応募者の職務能力とは直接関係のない表面的な要素に影響されないよう、常に公平な視点を保つ意識的な努力が求められます。

評価は、事前に設定された明確な基準に照らし合わせて行い、感覚ではなく具体的な事実や根拠に基づいて判断することが大切です。

また、面接中の応募者の態度や具体的な回答内容を評価シートに丁寧に記録することで、後から見返した際にも客観的な判断が可能になります。

先入観を排し、目の前の候補者と向き合う姿勢

面接官は、書類選考の段階で「この候補者は自社に合いそうだ」といった先入観を持ってしまうことがあります。

しかし、そうした先入観や思い込みは、他の候補者への評価に偏りをもたらし、公平な選考を妨げる要因となる可能性があります。

面接に臨む際は、常に先入観を排し、候補者一人ひとりと白紙の状態で向き合いましょう。

候補者の発言や態度を、事前に設定した基準に照らして虚心坦懐に評価することを心がけてください。

また、面接の途中で特定の印象を抱いたとしても、感情に流されず、最後まで設定した評価基準に基づいて一貫した視点で評価を行うことがポイントです。

候補者対応・フォローアップ

候補者は「お客様」でもあるという意識を持ち、丁寧なコミュニケーションを心がけることが重要です。

面接会場への案内、丁寧な言葉遣い、面接後の迅速な連絡など、一連の候補者体験の質を高めることが、企業の魅力付けに繋がります。

たとえ不採用となった候補者でも、将来的に顧客や取引先になる可能性があることを忘れてはいけません。

オンライン面接時の準備・トラブル対応

オンライン面接では、対面とは異なる準備と注意が必要です。

事前に使用するツールや接続URLを共有し、候補者と面接官双方の通信環境を確認しておきましょう。

音声が聞こえにくい、映像が途切れるといったトラブルはつきものです。

トラブル発生時に慌てないよう、緊急連絡先を交換しておく、代替手段を用意しておくなどの対応マニュアルを事前に作成しておくと安心です。

最後に

本記事では、採用担当者向けに新卒採用の面接で学生を見極める方法を解説してきました。

各企業の各選考フェーズによって面接で判断したい項目は違うと思います。

新卒採用の面接では、何も決めないで面接を実施すると、面接官の主観的な判断が強くなってしまいますので、その面接で「何を見て、何を判断したいのか」を明確にして実施することがおすすめです。

本記事を踏まえて、より詳細を聞きたい人は、ぜひお問い合わせください。