この記事では新卒採用のエントリー(応募)を増加させる方法を解説します。
これから新卒採用を始める企業や母集団形成を強化したい企業におすすめの内容となっております。
就職情報サイト(求人広告)の改善案も解説しますので、ぜひ最後まで見てみてください。
新卒採用のエントリー(応募)を増加させる方法6選
新卒採用において学生からのエントリー数(応募数)は採用する際に最重要になります。
なぜならエントリーが来ないと、そもそも学生を選考することができませんし、エントリーが少ないと採用する人材を選ぶこともできません。
エントリーが増えることで、自社に合う人材を選ぶことができますし、定期的に人材を採用することができるため、人材不足の対策にもなります。
そこで今回ご紹介する新卒採用のエントリーを増加させる方法は以下6つがあります。
上記6つの詳細は以下で解説させていただきます。
採用HPでの情報量の強化
新卒採用のエントリーを増加させる方法として、採用HPでの情報量の強化があります。
なぜなら、株式会社マイナビの調べによると、企業選定やエントリー前に業界研究や企業研究をするとされており、業界研究や企業研究をする際に「学生は就職情報サイトと採用HPで調べる」といった調査結果があるからです。
新卒採用の求人広告で掲載社数No1のマイナビサイトでは、毎年約30000社の企業が新卒採用を実施しており、学生は約30000社の中から入社先の企業を探さないといけません。
これまで約300社の企業の採用支援をした私の経験からすると、自社の情報が採用HPなどで、より具体的に開示されている企業が多くのエントリー(応募)を受け取っている傾向にございます。
ですので、会社の顔になりうるHPで情報量の強化を実施することがエントリーを増加させるために重要となります。
就職情報サイト(求人広告)における学生の検索結果一覧での上位表示
新卒採用のエントリーを増加させる方法として、就職情報サイトにおける学生の検索結果一覧での上位表示による露出強化があります。
なぜなら、株式会社マイナビの調べによると、2026年卒の学生が就職情報サイトで企業を検索した際に、検索結果一覧で平均上位25社しか見ないという調査結果があるからです。
別の例でいうと、たしかに私たちも日々のGoogle検索等のネット検索でも1ページ目に表示される上位10個しか記事を見ないです。
基本的には就職情報サイトでの上位表示は有料オプションになるケースが多いので、人材会社の営業担当に「上位表示をしたらどのくらいの検索順位になるのか」「どのくらいエントリーが来るのかなどの推定数値」を求めることをおすすめします。
また、上位表示には複数種類があることもありますので、何人の学生を集めたいかから逆算して、営業担当に確認しましょう。
就職情報サイト(求人広告)におけるバナーの設置
新卒採用のエントリーを増加させる方法として、就職情報サイトにおけるバナーの設置による露出強化があります。
バナーを設置すると、検索軸を駆使して検索をしてくる学生とは違った層の学生と出会うことができます。
なぜならバナーは検索なしで全学生に表示されるからです。
またバナーで企業名を認知させることで、検索軸で検索した際にバナーで見たことがある企業は目に留まりやすくなります。
DM配信
新卒採用のエントリーを増加させる方法として、DM配信による広報活動があります。
DM配信では自社のターゲットとする学生に向けて条件を絞ってアプローチすることが可能です。
就職情報サイト(求人広告)だと自社の業界・職種を志望する学生の母集団形成しかできず、競合他社をバッティングしてしまうケースが多いです。
一方でDM配信だと競合他社とのバッティングの可能性が減りますし、自社ならではの魅力訴求ができるので、就職情報サイト(求人広告)とDM配信の併用がおすすめだと言えます。
合同企業説明会への出展
新卒採用のエントリーを増加させる方法として、合同企業説明会への出展があります。
合同企業説明会では、実際の会場で直接学生にアプローチすることが可能です。
これまでご紹介してきました就職情報サイト(求人広告)やDM配信だと最終的には学生が主導権を持って応募する企業を選定しますが、合同企業説明会では企業から直接呼び込みをしてアプローチが可能なので、学生との接点は持ちやすいです。
合同企業説明会では学生と接点をもった際にどんな方法でどんな訴求をするのかが大事になりますので、一度見学に行って対策を練ることが大事だと言えます。
録画型会社説明会の実施
新卒採用のエントリーを増加させる方法として、録画型会社説明会の実施があります。
多くの場合、録画型会社説明会は就職情報サイト(求人広告)に直接掲載ができるケースが多いです。
就職情報サイト(求人広告)に直接掲載することで、学生は簡易的に企業の会社説明会を見ることができます。
学生が企業の会社説明会を簡易的に見れれば見れるほど、企業への応募率は増加すると言われており、母集団形成の強化にも繋がります。
また、人事が会社説明会を実施する工数削減にも繋がるので工数削減を目的に録画型会社説明会を実施するのもおすすめです。
ただ、録画型会社説明会では学生が真面目に最初から最後まで会社説明会を見たかはわからないので、注意が必要です。
就職情報サイト(求人広告)におけるサイト見直しポイント3選
就職情報サイト(求人広告)におけるサイト見直しポイントとしては、以下の2点があります。
上記2つの詳細を以下で解説していきます。
会社概要ページの強化
就職情報サイト(求人広告)におけるサイト見直しのポイントとしては、会社概要ページの強化があります。
なぜなら会社概要ページは会社の顔となり、学生の第一印象に大きな影響を与えると言えるからです。
私が企業の新卒採用支援をしていく中で、企業の自己満で会社概要ページを作成しているケースが多く、学生からどう思われるか、学生が理解できる内容か、を意識している企業は少なかったです。
実際に会社概要ページを変えることで各社のページへのアクセス数から応募数の繊維率が上がったケースも多いです。
会社概要ページでは「会社紹介・学生のニーズに合わせた会社特徴」を記載することがおすすめですので、客観的な視点を取り入れながら会社概要ページを作成してみましょう。
募集要項ページの強化
就職情報サイト(求人広告)におけるサイト見直しのポイントとしては、募集要項ページの強化があります。
なぜなら今の学生は給与や休暇などの福利厚生などのワークライフバランスを軸に企業選定することが多く、募集要項ページに多くの情報が載っていない企業は怪しいと不信感を抱かれてしまうからです。
給与であれば月収・年収事例の掲示、福利厚生であれば名称だけでなく、詳細を記載するべきだと言えます。
また、1社で10年近く働きたい学生が多く、キャリア支援制度など、社員が長く働くための個社ごとの工夫に関しても詳細を記載すべきです。
募集要項ページでは、自社で当たり前に理解されている制度が学生にとって理解できるかはわかりませんので、客観的な視点を取り入れながら募集要項ページを作成してみましょう。
最後に
ここまで新卒採用でエントリーを増加させる方法を解説してきました。
総じて、露出強化と学生にとって分かりやすい内容で求人広告を制作することが大事だと言えます。
企業の求人広告は学生が見るものですし、学生が理解できない内容だとエントリー(応募)をしてくれず、機会損失に繋がってしまいます。
ですので、客観的な視点でわかりやすい表現で制作をし、学生にとって魅力的な内容にすることが重要です。
露出強化や学生にとって分かりやすい内容を知りたい人は、お問い合わせからご連絡ください。
